ドラえもん分析

 

ドラえもんに学ぶダメな人の伸ばし方についてという本を読んだので、
以下にまとめておきます。
 

のび太君タイプ
 
のび太君といえば、飽きっぽい上にやる気がなく、計画性もないためいつも追い詰められるまで課題に取り組まないタイプ。
このタイプの人は何度注意しても行動を改めないため、
指導する側はストレスを感じてしまう傾向にあります。
そんなのび太君タイプを伸ばすには、
「感情的にならず、彼らの行動パターンを見つけ、指示を与える」方策が有効とのこと。


ジャイアンタイプ
 
わがままで、自身の気持ちを一方的にぶつけてくるタイプ。
このタイプには「スキル」としてのコミュニケーション方法を教えることで伸びる可能性があります。
感情を意のままに態度で表すことでしか自己の気持ちを表現できない人には、その人に何が起きて、今どんな気持ちであるかを知ろうとする態度を持って接することが有効であるそうです。


スネ夫タイプ
 
ちゃっかりしていて、人を小馬鹿にしている雰囲気のあるタイプ。
このタイプの人は、内面に他の人よりも強い劣等感や自己愛という感情を抱えていることが多いので、
そうした感情に目を向けることで解決の糸口が見えてきます。
例えば「自慢話が大好きな人」は、他人よりも強い自己愛を持っている=自分に自信がない可能性があるため、こうした人には、賞賛を与える、競わない、といった対処が有効です。


④しずかちゃんタイプ
 
自己主張が苦手で自分の意見をあまり言えないタイプ。
このタイプの人は不満をため込むことで抑うつ的になる、
ストレスを爆発させてしまうなどの危険性があるため、その人の不満や怒りを定期的に取り除いてあげられるよう、
面談等で周囲が気を払うことが重要です。


ドラえもんタイプ
 
お人好しで世話好きな一方、時にお節介が過ぎるあまり自分の価値観を押し付けてしまうタイプ
このタイプは、根は悪人ではない一方でトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
「自分の価値観を押し付ける人」には、
その人の持っている「すべき思考」がいかなる経緯で確立されたのか、
思考設立の背景と意図を冷静に汲み取り、その人の価値観を認めた上で
自分自身も主張も明確に発信していくことがポイント。