女の子のいい匂いの源流をさぐる

 

「すれ違いし彼の娘、げにやむごとなき香りかな」
「さればこそ」
 
 
街をゆくツーマンセルの青年男子のほとんどは、だいたいこんな会話をしています。
 
 
どんなに重要で、どんなに哲学的で、どんなに難しい話をしていても、
一度いいかほりのする女性とすれ違っただけで、その喜びを共有してしまうのが男子一般です。
※暴論
 
 
純粋無垢な男子の中では、この女子のいいかほりの正体について、
「シャンプーのにおいなのではないか」
「シャンプーだったらおれねーちゃんと同じのしてる」
「でも貴様からは何も感じられぬわ」
「では女の子は元々いいにほい生き物なのではないか」
「んだんだ」
 
 
という誠に短絡的な会話をすることで、
日本男児たちは女性のにほいを神格化していたのですが、
どうも真実は違うらしいのです。
 
 
さて調査隊は 
常にエロい妄想をしているので、
東急ハンズの女子アイテムコーナーに不届きにも足を踏み入れては
並んでいる地味なエプロンの柄をみては、
女性はこんなものを使っているのかあとエロい妄想をしているのでございます。
 
 
そんな中調査隊は、
「ボディークリーム」というものを発見し、
疾風迅雷のごとくテスターを使ってみたのですが、
これがとっても女子のかほりなのです。
 
 
25年間も人間をしてきて、本日初めて女子のいいほいの元を見つけました。
ナイル川の源泉を見つけた気分です。
と同時に、女の子先天的いい匂い説が瓦解し、夢と妄想を喪った瞬間でもありました。
 
 
「女子のかほり=ボディークリーム」
本日最大のルール化です。