おちんちんハンド

 

 

※これは生物学的見地に拠るちんちんの話です。あらかじめご了承ください。

 

 

これは女子にはない文化というか、そもそも生物学にちんちんが存在しないために起きる社会的問題なのですが、

男子という種族はちんちんを持って放尿を遂行致します。

 

 

ゆえに小便を完遂した直後のちんちんを触ってからハンドソープで滅菌殺菌除菌するまでの仕掛の状態の手は「ちんちんハンド」と定義され、

有価証券報告書には「ちんちんハンド」の焦げ付きリストを明記する義務が生じています。

 

 

しかしながら一方で、暇を持て余して幣ブログに回遊してきた女性諸君には、

「ちんちんハンド」の焦げ付きリスクなんて言われてもすぐに具体的な想起を行うことは難しいかもしれません。

 

 

本稿では、「今さら聞けないちんちんハンド」と題しまして、

その焦げ付きリスクの具体的事例をお話してまいりたいと思います。

(一体何の話をしているんだ?)

 

 

・洗面台前での焦げ付き

 

私は己のルックスに全く自信がないので、手を洗って顔に糞がついていないかどうか確認する程度しか洗面台を使用しませんが、

公共トイレの鏡面の前で、まるで初孫を撫でて愛でるかのようにやったら髪の毛を愛でまくる男子がいるのですが、

彼らは当然のことながら便所には髪の毛を愛でるために来たわけではなく、

本来的な目的は糞尿の類いを遂行するべく来襲したことに変わりはなく、

そこには福沢諭吉曰く、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」トイレを前にして人間は等しく同じ行為を行うように宿命づけられているのであります。

 

 

さて彼らの行動フローを以下に明記します。

①小便をする

②小便が終わる

③洗面台まで歩いていく

④気になって仕方なくなり一旦髪の毛を弄りまくる

⑤手を洗う

 

 

さて聡明な読者諸君にはこの怪奇なる行動フローに隠された死の舞踏に恐れおののいたことでありましょう。

ここではちんちんを触りたてのほやほやのちんちんハンドのまま、

髪の毛を触っているという点が特筆すべき行動として現出しているのです。

 

 

かつ、これは一人二人の話ではなく、

半ば無意識的に大多数の髪の毛だいしゅき男子によって実行に移されていることも暴露しない訳には参りません。

 

 

手にまんべんなくこびりついたちんちん菌を、

丹念に丹念に、まるで和菓子職人が餡をつくっているかのごとく、

じっくり髪にちんちん菌を塗り込ませ、「ちんちんヘッド」を作り上げていく様は、

実にもののあはれなれ。

 

 

いま隣に座っているイケメンな彼も、

「ちんちんヘッド」野郎かもしれませんよ。